スターバックス「ライトノートブレンド®︎」を学ぶ|コーヒー豆を詳しく知りたい

starbucks-lightnote05

スターバックス ライトノートブレンド®︎(LIGHTNOTE BLEND)の特徴、酸味やコク、キーワード、そして相性の良い風味などを詳しくまとめました。

日本で販売しているコアコーヒー豆(通年販売のコーヒー豆)の中では、もっとも浅煎りで、軽やかで親しみやすい味わいのコーヒーです

目次

ライトノートブレンド®︎/LIGHTNOTE BLEND®︎

starbucks-corecoffee01

スターバックス ライトノート ブレンド®︎は、スターバックスで通年販売されているコアコーヒー(CORE COFFEE)で、スターバックスのコーヒー豆の中では浅煎りに分類される「ブロンドロースト」のブレンドコーヒーです

公式情報(一覧まとめ)

基本情報
ローストレベル

STARBUCKS BLONDE ROAST
ブロンドロースト ☞詳細(作成中)

酸味

MEDIUM
○ーー○ーー●ーー○ーー○
LIGHT ← MEDIUM → HIGH

コク

LIGHT
●ーー○ーー○ーー○ーー○
LIGHT ← MEDIUM → HIGH

生産地

ラテンアメリカ

加工方法

水洗式 ☞詳細(作成中)

キーワード

NOTES OF TOASTED MALT & MILK CHOCOLATE
軽めのコクとミルクチョコレートのような風味

相性の良いフレーバー

ミルクチョコレート
煎ったナッツ

コーヒーパスポートの商品説明

ミルクチョコレートのような風味モルトを思わせる香ばしさと甘みが特徴の穏やかな味わいのコーヒー。
創業当初から私たちと深いつながりをもつラテンアメリカ産のコーヒーを、軽めの焙煎で仕上げました。

ライトノート ブレンドの特徴

スターバックスで、浅煎り(ブロンド ロースト)のコーヒーが販売されるようになったのは2012年からです。
日本では、2012年3月15日に発売されました。(アメリカ:2012年1月10日発売)

80回以上のテイスティングを経てたどり着いたブレンドコーヒーとしても有名で、その「80」という数字は、2023年にリニューアルされる前までの旧パッケージにも記されていました。

参考☞新しい焙煎カテゴリーを切り開く 「スターバックス® ブロンド ロースト」 を導入

starbucks-lightnote01

ちなみに、アメリカでは「スターバックス ヴェランダ ブレンド®︎(VERANDA BLEND)」という名称で販売されています。

参考(アメリカサイトです)☞Starbucks Blonde Roast Coffee – the Lighter Roast Perfected –

ライトノート ブレンドのパッケージ

starbucks-lightnote03

ラテンアメリカのコーヒー農園でよく見られる鳥「ハチドリ」「コーヒーチェリー」「大きな葉っぱ」が描かれたパッケージ。

ベースは、ブロンドローストを視覚的にイメージさせるゴールド
葉っぱやハチドリの羽に使用されたグリーンがいきいきとした味わいを、やさしいパープルが柔らかく穏やかなコーヒーの特徴を表現しています。

ハチドリってどんな鳥?

hummingbird

ハチドリは、北米・カナダ、アメリカ合衆国南西部からアルゼンチン北部(カリブ諸島を含む)にかけて見られる鳥で、Wikipediaによると鳥類の中で最も体が小さいグループなんだそうです。
(中でもマメハチドリという種類は、全長6cm、体重2g弱しかない)

「ブンブン」 とハチ(蜂)のような羽音を立てるため、ハチドリ(蜂鳥)という和名です。

英語名は「ハミングバード(Hummingbird)」なので、こちらも同じくハチの羽音(英語における擬音語が hum)が由来です。

ハミングバードプログラム

starbucks-lightnote06

ハチドリは、東日本大震災をきっかけに、2012年からスターバックスが取り組んできた寄付プログラムの名称になっている鳥です。

このプログラムを象徴するハチドリ(ハミングバード)のモチーフは、南米アンデスの民話「ハチドリのひとしずく」。
森が火事になり、動物たちはわれさきにと逃げました。でもハチドリだけは、口ばしで水を一滴ずつ運んでは火の上に落とし、何度も行ったり来たり。「そんなことをしてどうなるんだ?」と笑う周りの動物たちに対し、ハチドリは答えます。「私は、私のできることをしているだけ」。
たとえ小さなことでも、みんなの「私にできること」が集まれば大きな力になる。そんな想いが込められたプログラムです。

https://stories.starbucks.co.jp/ja/stories/2023/hummingbird-program/

北米ではベランダにお出迎えする愛され鳥

蜜を吸う姿がかわいいので、北米や中南米の多くの家では、ベランダや庭先にハチドリを出迎える餌台のようなものが設置されているんだそうです。

ちょっと違うかもしれませんが、日本で言うところの、幸運の鳥「ツバメ」に近いのかな?

ハチドリをイメージさせる軽やかなコーヒーということで、ハチドリをよく見かけるアメリカでは「ヴェランダ」という名前になったのだろうと予測できますね(正確な情報はスターバックス公式の中では探せませんでしたが…)

ともあれ、ベランダ=ハチドリという馴染みがない日本では、よりフレーバーのイメージがしやすい名前として「ライトノート ブレンド」という名前になったんでしょう。

ライトノート ブレンドを飲んだ感想

starbucks-corecoffee02

個人的に、スターバックスのコアコーヒー豆の中で、ホットで飲むコーヒーBEST3に入るくらい好きです。

コーヒープレスで淹れると、香りはブレックファスト ブレンドやパイクプレイス ローストとかなり近い印象。
ほんのり甘くて香ばしい、ちょっと日本のダシっぽい香りを感じるんです、なぜか 笑

嗅覚は1兆もの香りを区別できると、コーヒーパスポートに記載されていますが…
わたしには、スタバのラテンアメリカ系のブレンド、どれもよく似ていて香りでは区別がつかない!というのが本音。

でも不思議なもので、味わうと「ライトノート ブレンド」としての個性が感じられます。
酸味もコクも穏やかで優しいけど、ちゃんとコーヒーに期待する苦みもある。
スターバックスの中で最も浅煎りのコーヒーですが、サードウェーブ系の浅煎りとは異なるしっかりしたコーヒー感が楽しめます。

強い個性のあるコーヒーではないけれど、バランスが良く穏やかでホッとするというか。
緑に囲まれたテラスでゆっくり朝食を楽しみながら飲みたいようなコーヒーです。
そういう意味でも、アメリカの販売名「ヴェランダ ブレンド」が、個人的にすごくイメージにピッタリなんですよね☺️

終わりに

starbucks-lightnote03

ライトノート ブレンドは、日本で販売しているコアコーヒー豆の中で、もっとも浅煎りのブレンドです。
軽やかですが、スタバらしいコーヒーに求める深みもあり、毎朝楽しみたい親しみやすいコーヒーです。

やや甘めのミルクチョコレートや、アメリカンワッフルのようにほんのり甘くて香ばしい食事との相性が抜群です。

鳥のさえずりを聴きながら、ゆっくり優雅な時間を過ごしたくなるような美味しさでした☕️

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

目次