普段のスタバとは一味違う、厳選されたコーヒー体験が楽しめるスターバックス リザーブ®︎の「ニカラグア マラカトゥーラ トレス プロセソス/NICARAGUA MARACATURRA TRES PROCESOS」の備忘録。
ニカラグア マラカトゥーラ トレス プロセソス
基本情報:
- 生産国:ニカラグア
- 生産地/生産者:ブエノスアイレス農園
- 加工法:水洗式、乾燥式、ハニープロセス
- 酸味:MEDIUM(ほどよい)
- コク:MEDIUM(ほどよい)
- 相性の良い風味:アーモンド、キャラメル、ジンジャー
- 2024年2月発売
コーヒーの特徴
アメリカンチェリーやルバーブ、マーマレードのような甘さと鮮やかさのある風味が重なる、奥深い味わいのコーヒー。
詳細情報
このコーヒーは、標高が高く風が吹きめぐるニカラグアの山々に囲まれたブエノスアイレス農園で、農園の環境と数多くの人々の手によって育てられました。「ブエノスアイレス」とはスペイン語で「良い風」という意味です。
農園に吹く風はこのコーヒーに使われている繊細なマラカトゥーラ種の木が力強く育つのを助け、農園の人々は細心の注意を払ってコーヒーの木の世話をし、コーヒーチェリーを収穫します。マラカトゥーラ種のコーヒー豆は、とても大きいことで知られています。
収穫されたマラカトゥーラ種のコーヒーチェリーは、水洗式、乾燥式、ハニープロセスという3種類の方法で加工され、それぞれ異なった味わいのコーヒーとなります。そして、あらためてひとつにブレンドされることで、「トレス プロセソス(3つの加工法)」という名前にふさわしいコーヒーが完成します。鮮やかさや甘みなど、いくつもの表情をもち合わせた奥深い味わいです。
コーヒーの味わいについて
個人的好きレベル:★★★☆☆
筆者の好みの傾向(参考):
アフリカ系のフルーティなウォッシュド(水洗式)、発酵感の強すぎるナチュラル(乾燥式)は苦手。ただ、フードペアリングによる味の変化に感動した経験もあるので、できるだけ色々挑戦しています。
ペアリング・感想
コーヒープレスでホットを、プアオーバーでアイスをいただきました。
このコーヒーは、スマトラを上回るほど豆のサイズが大きいのが特徴。「トレス プロセソス(3つの加工法)」という名前の通り、一種類の豆を水洗式、乾燥式、ハニープロセスの3つの方法で精選した後にブレンドしているという、非常にユニークなコーヒーです。
期待を胸にホットで試しましたが、ハニープロセス特有の個性的な風味がやや強く、私には少しクセが強すぎる印象でした。一方、アイスコーヒーにしてみると、香りの中にアメリカンチェリーや柑橘のような爽やかなニュアンスが感じられ、とても美味しくいただけました。
STARBUCKS RESERVE®︎関連リンク
スターバックス リザーブ®︎のコーヒー豆には「焙煎度」の表示がありません。リザーブのコーヒーは、豆が持つ本来の個性や実力を最大限に引き出すことを目的として焙煎されており、焙煎度合いよりもコーヒーの産地や加工法(精選方法)、独自の風味に注目して選んで欲しい、というスターバックスの考えが表れていると感じます。