普段のスタバとは一味違う、厳選されたコーヒー体験が楽しめるスターバックス リザーブ®︎の「ルワンダ ヒンガカワ/RWANDA HINGAKAWA」の備忘録。
ルワンダ ヒンガカワ/RWANDA HINGAKAWA
基本情報:
- 生産国:ルワンダ
- 生産地/生産者:
アバクンダカワ協同組合 ヒンガカワ グループ - 加工法:水洗式
- 酸味:MEDIUM(ほどよい)
- コク:MEDIUM(ほどよい)
- 相性の良い風味:チョコレート、ブラウンシュガー
- 2024年4月発売
コーヒーの特徴
穏やかな黒糖のような風味、温州みかんのような甘みとみずみずしさが重なり合うコーヒー。
詳細情報
コーヒーには、人々の生活、家族、コミュニティ全体に向けて、とても奥深いところにまで影響を及ぼす力があります。そして、それを体現しているのがルワンダの女性コーヒー生産者たちで構成されるヒンガカワというグループです。人々の対立というルワンダの暗い時代ののち、ヒンガカワの生産者たちはコーヒーを通して、融和と復興、そしてよりよい暮らしを目指すという、進むべき道を見出しました。この素晴らしい品質のコーヒーを生産するには、緊密で切れ目のない地域の女性生産者同士の協力体制、助け合いが欠かせません。
「ヒンガカワ」という言葉は「一緒にコーヒーを育てましょう」という意味の合言葉です。この言葉には忍酎と心遣い、愛情が込められています。この一杯のコーヒーは、彼女たちの勇気を強く感じさせてくれる存在であると同時に、常に人間が心の中に持っている、よりよい未来を目指す力を思い起こさせてくれる存在でもあります。
コーヒーの味わいについて
個人的好きレベル:★★★★☆
筆者の好みの傾向(参考):
アフリカ系のフルーティなウォッシュド(水洗式)、発酵感の強すぎるナチュラル(乾燥式)は苦手。ただ、フードペアリングによる味の変化に感動した経験もあるので、できるだけ色々挑戦しています。
ペアリング・感想
コーヒープレスでホットを楽しみました。
「ルワンダ ヒンガカワ」が毎年販売されるたびに、エデュケーションカードを通じて、ジェノサイドの歴史を乗り越えた女性たちの力強さ、コーヒーが果たした重要な役割について改めて考えさせられます。
味わいはまさに王道そのもの。オレンジのような甘みをともなう酸味、程よいコクと苦味が絶妙に調和した上質な一杯。一般的に「コーヒーと合う」とされるフードはほぼ間違いなくマッチする、懐の深さもこのコーヒーの魅力です。
STARBUCKS RESERVE®︎関連リンク
スターバックス リザーブ®︎のコーヒー豆には「焙煎度」の表示がありません。リザーブのコーヒーは、豆が持つ本来の個性や実力を最大限に引き出すことを目的として焙煎されており、焙煎度合いよりもコーヒーの産地や加工法(精選方法)、独自の風味に注目して選んで欲しい、というスターバックスの考えが表れていると感じます。