普段のスタバとは一味違う、厳選されたコーヒー体験が楽しめるスターバックス リザーブ®︎の「クリスマス 2023/STARBUCKS RESERVE® CHRISTMAS 2023」の備忘録。
スターバックスリザーブ®クリスマス 2023

基本情報:
- 生産国:インドネシア、コスタリカ
- 加工法:半水洗式、水洗式
- 酸味:MEDIUM(ほどよい)
- コク:FULL(しっかり)
- 相性の良い風味:シナモン、オレンジ、ハニー、大好きな人と一緒に
- 2023年11月発売
コーヒーの特徴
シダーやレザーのような安らぎを感じさせる香りが、オレンジピールやメープル、キャンディードジンジャーを思わせる風味を引き立て、スパイシーながらしっかりとした口あたりの温もりある味わいのコーヒー。
詳細情報

このコーヒーを飲むとクリスマスという魔法のような季節が思い起こされます。私たちのマスターブレンターはこの季節のように特別で印象深いスターバックスの自社農園コスタリカ ハシエンダ アルサシア農園で丁寧に収穫されたコーヒーと、熟成を経たエイジド スマトラ、力強い味わいのインドネシア スマトラ島のアチェのコーヒーを、互いに最も引き立てあうバランスでブレンドしました。それに適した焙煎をすることで、明るいシトラスとクリスマスを思い起こさせるスパイスのような味わいをもったコーヒーになりました。
クリスマスのあたたかな思い出や、喜びに溢れるこの季節をともにお祝いするのにふさわしい味わいのコーヒーになりました。
コーヒーの味わいについて

個人的好きレベル:★★★★★
筆者の好みの傾向(参考):
アフリカ系のフルーティなウォッシュド(水洗式)、発酵感の強すぎるナチュラル(乾燥式)は苦手。ただ、フードペアリングによる味の変化に感動した経験もあるので、できるだけ色々挑戦しています。
ペアリング・感想

2021年に、3種類目のコーヒー豆がスマトラ島アチェ産に変更され、それは2022年、2023年と継続です。
ちなみに、今年は情報表示に変化が多いです。
・コクが「FULL」になった(これまではMEDIUM)
・相性の良い風味が「シナモン、オレンジ、ハニー」
・エデュケーションカードから「生産地/生産者」の記載が削除
※説明文を読む限り、削除されただけで「スマトラ島、ハシエンダアルサシア農園」のままだと思われます。
昨年の時点で、やや重めのコク、後味に残る甘みの余韻を感じていましたが、よりその輪郭がくっきり。スパイスや柑橘系のフレーバーはそのままに、より「温かみ」「安らぎ」を強く感じられる味わいでした。
いつもパネトーネなどフルーツ系、やや重めのマロンやチョコ系スイーツと合わせていましたが、今回は「クロスタータ フラーゴラ」とペアリング。プアオーバーで淹れて合わせてみましたが…、悪くないけどベストではなかった?
個人的には、このコーヒーには海外の定番クリスマススイーツ(シュトーレン、パネトーネ、ジンジャーマンクッキーなど)や、柑橘系のアクセントの効いたチョコ系スイーツがベストマッチする気がします。苺ショートケーキに合わせる方にはおすすめしないコーヒーかもしれません。
STARBUCKS RESERVE®︎関連リンク
スターバックス リザーブ®︎のコーヒー豆には「焙煎度」の表示がありません。リザーブのコーヒーは、豆が持つ本来の個性や実力を最大限に引き出すことを目的として焙煎されており、焙煎度合いよりもコーヒーの産地や加工法(精選方法)、独自の風味に注目して選んで欲しい、というスターバックスの考えが表れていると感じます。
