【ハーゲンダッツ】華もちシリーズ2019年版!あの美味な「もち」はナニモノ…?実食レポート

華もち2019

ハーゲンダッツ「華もち」シリーズ新作の2つのフレーバーが、2019年9月17日に発売されました。とっても美味しくいただきましたので実食レポートします。

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「華もち」シリーズとは

ハーゲンダッツ「華もち」シリーズは、2015年に初登場し、予想を超える売れ行きから一度は販売停止になった歴史があるほどの人気シリーズです。

2015年、2017年、2018年に続き4度目の登場となります。

2015年に登場した「華もち」は、ハーゲンダッツの濃厚で滑らかなアイスクリームと柔らかなもちがぜいたくなハーモニーを織り成すアイスクリームデザートです。

ハーゲンダッツニュースリリースより引用

■(参考)同シリーズのフレーバーリスト

2015年2月24日発売:公式HP情報

・きなこ黒みつ

・みたらし胡桃

公式HP「一時販売休止のお知らせ」

2017年2月28日発売:公式HP情報

・きなこ黒みつ(再発売)

・ごま胡桃

2018年2月27日発売:公式HP情報

・栗あずき

・桜あん


華もちの「もち」ってナニモノ…?

食べるたびに、華もちの「もち」って美味しいなあ、すごいなあ、と感じます。普通のおもちより透明で、冷たく冷凍されても普通のおもちの何倍も柔らかい。

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おもちのアイスといえば、まず頭に浮かぶ「雪見だいふく」。雪見だいふくのおもちもモチモチの名作ですが、あれともちょっと異なります。もっと柔らかく、もっとのびます。食べごろ状態の華もちのおもちはテロっと柔らかくて、本当にCMみたいにどこまでもビヨーンとのびていきます。

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見た目はわらび餅にちょっと似てますが、わらび餅のようなぷるぷる食感じゃなく、つきたてアツアツのおもちみたいな食感なのに、ひんやり冷たいんです。その答えを求めて成分をみてみても、記載されているのはシンプルに「もち菓子」の文字だけ。

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残念ながら、その詳しい成分はノーヒントです。「もち菓子」ですから、多分お砂糖は入っていそうかな?くらい。実際に食べても甘いですし、おもちにお砂糖を加えると固くなりにくいそうです。

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それでも、普通のおもちにお砂糖を混ぜて冷凍しても、当たり前のようにガチガチになっちゃうはず。でも、華もちのおもちは「食べごろ」まで程よく溶かすと「モチモチ、トロトロ、テロリ」とした食感が復活…!これがアイスとの絡みが抜群で、きなこやソースとの一体感も実現させる。タダモノではない美味しさだということだけは間違いない事実です。

そんな「やわらかなおもち」が、ハーゲンダッツならではの濃厚で滑らかなアイスクリームと織り成す和のデザートアイスクリームが、今年も一気に2種類登場なんて嬉しすぎます♡

では、まずは「吟撰きなこ黒みつ」からいただいていきます。

 


吟撰きなこ黒みつ

2015年、2017年の二度にわたって販売され、大人気だった「きなこ黒みつ」を、「吟」味して「撰」んでブレンドしたきなこを使用することでさらにパワーアップさせたのが、こちらの「吟撰きなこ黒みつ」です。カロリーやお値段などの「基本情報」が気になる方はこちらをどうぞ。

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パッケージなどの見た目

縁取りがゴールドの高級感ある蓋で、和柄デザインのパッと明るい赤が基調のカップです。これまでの華もちシリーズは、ブラック基調の「シックな和柄」という印象でしたが、今回は可愛くて上品で、きなこもちの写真もとっても美味しそう!

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蓋を開けると中が透けて見えるタイプの透明な内蓋で、「開封の際、中身で手や衣服を汚さないようご注意ください」と注意書きが書かれてます。まさにその通りで、きなこがたっぷりでこぼれやすいので、油断すると粉まみれになるのでご注意を。

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表面のたっぷりかけられたきなこに、黒いつぶつぶが見えるのは、黄大豆と丹波種の黒大豆をブレンドしたから。このきなこが「吟撰」のポイントで、浅煎りにすることで、きなこ本来の味わいはより強く、香りはより華やかになったそう。

そしてモコっと盛り上がった、やや透き通った部分が、前述のやわらかくてのびるおもちです。これが、おもちの下に隠れたアイスと一体化するとどんな美味しさになるのか、食べる前から期待値MAX!( ◠‿◠ )

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実食レポート

早く食べたい…!とはやる気持ちをぐっと抑え、まずは食べごろになるまで待ちます。冷凍庫から出したてだとおもちがけっこう固いため、目安としてはこんな感じです。

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食べごろだと、スプーンで持ち上げるともちーっとのびます。

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個人的には「ちょっと溶かしすぎ?」と心配になるくらいがちょうどいいと思いますが、自分好みの食べごろを探すのも楽しいですよ。わたし好みの溶け具合ですと「華もち」の名前どおり華やかになめらかにのびてくれます。

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あ、この時にきなこが大変こぼれやすいのでそれだけはご注意を!

きなこがこぼれないよう気をつけながら、いざお楽しみのCM再現タイムです。

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のびてのびて……楽しい!

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この、抜群にのびるおもちの粘り気が、深みがあって濃厚でミルキーな「きなこアイスクリーム」、それから吟撰された香ばしい「きなこ」の両者を一体化させ、さらにモチモチとした食感の楽しみも与えてくれています。この時点で美味しさが炸裂しているのですが、アイスクリーム内部にはもうひとつの主役が隠れています。

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そう、「黒みつ」です。やや底の方に潜んでいる黒みつは、多すぎず少なすぎず、バランスが取れた程よい量です。黒みつも一体化させていただくと、濃密な甘さと深いコクにより、さらに奥行きある美味しさへ変化を遂げます。

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この、全ての要素が一体化して織り成す和の味わいは……「美味しすぎる」の一言に付きます!

ずんだ

たくさんの名作和風フレーバーを開発しているハーゲンダッツですが、意外にもハーゲンダッツでは「ずんだ」フレーバーは初めて。しかも「ずんだもち」をイメージした「華もち」での登場です。カロリーやお値段などの「基本情報」が気になる方はこちらをどうぞ。

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パッケージなどの見た目

「吟撰きなこ黒みつ」と同じく縁取りがゴールドの高級感ある蓋で、同じく和柄デザインです。「ずんだ」は色鮮やかなずんだの緑と紫が基調のカップで華やかながらも落ち着きのあるデザイン。華もちの「華」、ずんだの「枝豆」の絵柄が描かれていてとってもキュートです。

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蓋を開けると中が透けて見えるタイプの透明な内蓋で鮮やかなずんだ色が透けて見えます。きなこと同じく「開封の際、中身で手や衣服を汚さないようご注意ください」と注意書きが書かれていますが、ずんだの中身にはこぼれやすいものは入っていないのできなこと統一しているだけかも。

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開けてみると、透明感のあるおもち「ずんだあん」の深緑色のコントラストがとても綺麗です。昨年の「桜あん」も綺麗でしたが、それに負けないくらい鮮やかな美しさがあります。その「ずんだあん」は少しだけつぶつぶが残されていて、食感も楽しめそうですし、そのずんだあんの下から顔をのぞかせている透明感のある物体が、前述のやわらかくてのびるおもちです。見た目からすでに、その美味しさに期待をそそられる感じ!( ◠‿◠ )

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実食レポート

こちらも、しっかり「食べごろ」になるまで待つことが大切です。冷凍庫から出したてだとおもちがけっこう固いため、目安としてはこんな感じです。

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食べごろになると、ずんだあんに艶が出てトロッとしてきて、スプーンで持ち上げるともちーっとしっかり伸びます。

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ずんだは、実はちょっと溶かしすぎちゃったかも?でも、それもまた美味しくて「ずんだシェイク」みたいになりました。自分好みの食べごろを、ぜひ探してみてくださいね。

では、きなこに引き続き、ずんだでもお楽しみのCM再現タイムです!まずは、豪快にスプーンを入れて持ち上げます。

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もちがのびて…のびて…

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まだまだのびて…!

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すっごいのびました…♡きなこ黒みつよりも見事です。ずんだあんにも、ちょっと粘り気があるからでしょうか?

さて、そのずんだあん。これが、しっかり甘くてねっとりしています。ややざらっとしたずんだらしい舌触りと、プチリと少し豆が歯に当たる食感があって本格的です。

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仙台名物の一つである、つきたてのおもちにずんだを絡めた、素朴で力強いずんだもちではなく、和菓子屋さんが作る、お団子にずんだあんをのせた上品で繊細な和菓子のずんだもち系というか…本格的に和菓子屋さんがあんを練り上げた「ずんだあん」に近い味だと感じました。

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その下の「ずんだアイスクリーム」は、風味の強い茶豆が使用されているとのことですが、ずんだあんの枝豆風味が強いからなのか、そこまで茶豆っぽい風味は感じませんでした。ハーゲンダッツらしいミルキーさとまろやかさは抜群なので、クリーミーで美味しいけど、ずんだアイスクリームというよりは「ミルクアイスクリーム」という印象です。

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ですが、ここで威力を発揮するのが「もち」です。そう、のびてテロテロになると全ての要素を絡めて一体化させるもちのおかげで、ずんだあんとアイスクリームが分断することなく、濃厚なミルク感が引き立つ「ずんだアイスクリーム」の味となります。というか、この美味しさは「ずんだシェイク」!あれです( ´ ▽ ` )

個人的にずんだシェイク大好きなので、超美味しい!と思いました。

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そんなずんだシェイク味が美味しすぎて、早い段階で混ぜてしまったため、塩を絶妙なバランスで加えたという「ずんだソース」はすっかり一体化してしまって…

ずんだソースそのものの味を確認できませんでしたが、混ぜると塩気はそこまで感じませんでした。きっと、枝豆の味と香りをさらに醸し出す黒子になってくれているんだとは思います。

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ハーゲンダッツクオリティのミルキーアイスで作った「ずんだシェイク」に、テロッ、モチモチっとしたおもちの食感が加わり、新しさのあるお味です。これは、新しいハイブリッドスイーツの誕生かも( ◠‿◠ )


なつつの総合評価

ハーゲンダッツの各種フレーバーの、好きレベルの標準★3つとして評価してみました。

●吟撰きなこ黒みつ:

★★★★★

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ハーゲンダッツの数ある歴代のフレーバーの中でも、「きなこ黒みつ」は、個人的にはかなり上位に位置するお気に入りフレーバーです。華もち「きなこ黒みつ」、ジャポネ「バニラ&きなこ黒みつ」も、かなりリピートして食べたお気に入りなので、今回、きなこが「吟撰」されて、さらにパワーアップした「吟撰きなこ黒みつ」も文句なしにツボにハマりまくりです!

●ずんだ:

★★★★☆

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これが、実に驚きの美味しさでした。★5にするかかなり迷ったので、実質は★4.5という感じです。毎回、華もちシリーズは「きなこ黒みつ」の完成度が高すぎて、それを超えるものが出ない印象でしたが、これはかなりのお気に入り。甘さはかなり強いですし、枝豆を甘くした「ずんだ」は、好き嫌いが分かれる甘味なので、一般受けの美味しさは「吟撰きなこ黒みつ」だと思いますが、個人的にはかなり好きな味。ずんだ好き&和菓子っぽいお砂糖が効いた甘さが好きな人には特におすすめです!

☆なつつ☆

「吟撰きなこ黒みつ」基本情報

価格:295円(希望小売価格:消費税抜き)

容量:91ml

吟撰きなこ黒みつの成分など公式HPより抜粋) 

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通常のミニカップと同じ110ml換算するとカロリーは約283kcalとなります。バニラ(244kcal)よりは高く、マカデミアナッツ(297kcal)より若干低めです。おもちが入っているわりにはカロリーは低いですね。ただし、もちと黒みつが入っていますので炭水化物は約35.5g(110ml換算)とかなり高いですが……(バニラは19.9g)

●商品説明●

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2015年、2017年とご好評いただいた華もち「きなこ黒みつ」が、きなこの種類やブレンド、煎(い)り方にこだわることでさらにおいしくなりました。深煎(い)りきなこを使用し、より香ばしさを増した焦がしきなこアイスクリームに、黒みつソースを混ぜ合わせました。その上に柔らかなもちと、黄大豆に黒大豆をブレンドし浅煎(い)りすることで濃厚な味わいと華やかな香りを存分に引き出したきなこを重ねました。濃厚な味わいのきなこと黒みつが織り成すぜいたくな和の味わいが楽しめます。

ハーゲンダッツニュースリリースより引用

「ずんだ」基本情報

価格:295円(希望小売価格:消費税抜き)

容量:90ml

ずんだの成分など公式HPより抜粋) 

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通常のミニカップと同じ110ml換算するとカロリーは約290kcalとなります。バニラ(244kcal)よりは高く、クリスプチップチョコレート(291kcal)とほぼ同じです。ただし、もち+ずんだあんで炭水化物は約40.3g(110ml換算)と、きなこ黒みつよりもさらに高いです(バニラは19.9g)

●商品説明●

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風味の強い茶豆を使用したずんだ※アイスクリームに、隠し味の塩が味わいを引き立たせるずんだソースを組み合わせ、柔らかなもちを載せました。もちの上には、枝豆本来の程よい甘みと粒感を感じられるずんだあんをぜいたくに合わせました。枝豆の豊かな風味とミルクが織り成す味わいが楽しめます。

※ずんだ:枝豆をすりつぶしたペースト状のもの。東北の郷土菓子「ずんだもち」は、ずんだに砂 糖と水、塩を加えて味を調えたずんだあんをもちに絡めたもの。

ハーゲンダッツニュースリリースより引用

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