昭和の時代から続く老舗洋菓子店「コロンバン」。その中でも、長年愛されてきた定番スイーツが「ババロアエリート」です。このスイーツの魅力を、実際に食べた感想や購入情報、そしてお店の詳細など写真付きで詳しくご紹介します♪
懐かしさと華やかさを兼ね備えた「ババロアエリート」
「ババロアエリート」は、40年以上にわたり多くの人々に愛され続けてきたコロンバンのロングセラー商品。商品ページでは、「苺とオレンジリキュール香るスポンジのハーモニーが楽しめる特製ババロア」と紹介されています。レトロな雰囲気の中に華やかさがあり、家族の団らんや特別な日のお祝いにぴったりなスイーツです。
アラフォーの筆者も、まだ学生の頃に実家で食べた記憶がありますが「コロンバンのお菓子だったんだ!」と、この歳になって初めて知りました。長い時間を経ても根強いファンがいる、まさにコロンバンを代表するスイーツのひとつです。
ババロアエリート
コロンバン公式サイトより引用
懐かしく飽きのこない伝統の逸品です。
スポンジ生地の上に、苺をちりばめたババロアをのせました。子供の頃お土産にもらって嬉しかった、懐かしい味で時々無性に食べたくなるなど、お客様の思い出にも一役買っているロングセラースイーツです。
コロンバン(colombin)とは
1924年(大正13年)、日本初の本格的フランス菓子店として東京・原宿に誕生した「コロンバン(colombin)」。創業以来、約100年にわたり多くの人々に愛され続けています。
創業者である門倉國輝氏は、西洋菓子職人としての技術をもとに、日本人の口に合うスイーツを追求しました。
パリの一流菓子店コロンバンに日本人として初めて入社し、その技術力を認められて社長ジョゼフ・オドーヌ氏から日本での「コロンバン」の使用許可を得た方で、「教育功労文化勲章」「藍綬褒章」「勲四等瑞宝章」など数々の受賞歴があります。
情報元:コロンバン公式サイト
厳選された素材と丁寧な手仕事にこだわり、シンプルながらも心に残る味を提供しているのが特徴で、「原宿ロール」や「原宿焼きショコラ」、「原宿はちみつプリン」など、数多くの人気商品がありますが、その中でも「ババロアエリート」はコロンバンの歴史とともに歩んできた代表的な商品です。
ババロアエリート実食レビュー
ババロアエリート商品情報・カロリーなど
価格:1,296円(本体価格1,200円)
サイズ:一辺約15cm、高さ約3cmのスクエア型
賞味期限:当日中
販売場所:東京駅グランスタ店などのコロンバン直営店舗
※価格やサイズ等は変動する可能性があるため、最新情報はコロンバン公式サイトを確認してください
栄養成分表示、カロリーなど☟
100gで181kcalとのことですが、蓋を外した状態で容器含めて350gくらいでした。つまり、1パック全部食べても600kcal程度。洋菓子としてはカロリー控えめなのも嬉しいですね。
実食レビュー
懐かしさを感じる容器に入っています。角が丸くストライプ状の柄の入ったプラスチック容器に白いフタ。だいたいスポンジケーキ1cm、ババロア部分2cm程度の比率でしょうか。
フタを開けると、鮮やかな黄色いスポンジケーキがお目見え。ひっくり返すと苺の断面が整列していて、この姿がなんとも可愛らしくエレガントさも感じます。
容器から取り出して、9等分にカットしていただきました。
ババロアエリートを実際に食べてみると、その軽やかな口溶けにまず感動します。軽い食感ですが、プルプルとした弾力もあります。ふわっとしていて甘さも控えめですが、ほんのり卵風味のカスタードっぽいような、昔ながらのババロアのレトロな味。苺の甘酸っぱさとの相性も抜群です。
そのババロアの下には、オレンジリキュール香るスポンジ生地が敷かれており、全体の味わいを引き締めています。最近の主流となりつつある、きめ細かくしっとりしたタイプではなく、昭和の時代を感じる、きめがやや粗めのスポンジ。とてもシンプルにお砂糖、小麦、卵の素材の良さが生かされています。
昔ながらの製法で作られているからこそ、どこか懐かしい味がするのかもしれません。派手さはなくても、丁寧に作られたことが一口ごとに伝わる、心温まる一品。
余談ですが、子どもの頃は母が切り分けてくれたので気にならなかったのですが、容器の9等分の線に合わせてカットすると、こんな感じでだいぶ大きさに個体差が出てしまいます。
姉と一緒のおやつで、特に大きさについてケンカになったことも無かったなぁ…と思ったので、母に電話して「ひょっとして、姉さんとわたしのケーキの大きさが同じになるように取り分けてくれてたの?」と、聞いてみたのですが、母は「ぜんぜん覚えてないよー」と言って笑っていました。
ババロアエリートを久しぶりに味わいながら、そんな会話で母の愛情を感じることも出来たり。心温まるひとときになりました。
コロンバン東京駅グランスタ店の詳細情報
ババロアエリートは、東京駅構内のグランスタで購入しました。
コロンバンの公式オンラインショップでの取り扱いはなく、また、コロンバンの店舗は東京・千葉がメインなので東京駅のお土産として購入するのもおすすめ。また、東京駅には「銀の鈴サンドパンケーキ」などの東京駅限定スイーツが揃っているのも魅力です。
店名:コロンバン 東京駅 グランスタ店
●公式サイト/●公式インスタグラム
●食べログ(東京駅 グランスタ店)
住所:〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-9-1 JR東日本東京駅構内 地下1階グランスタ内
TEL:03-3201-3055
アクセス:
スイーツ名店が揃う東京駅のエキナカ、グランスタの「銀の鈴」目の前にあります。迷ったら地下1階に出て、駅員さんや東京駅構内の店舗スタッフに聞いて銀の鈴を目指せば辿り着けます。
なお、東京駅にはその他にもコロンバンが購入できる場所が多くあるのも便利です。
営業時間:
平日・土曜 8:00~22:00
日曜・祝日 8:00~21:00
※営業時間等は変更になる可能性があります。最新情報は、以下リンクボタンよりコロンバン公式サイトでご確認ください。
まとめ
「ババロアエリート」は、見た目の華やかさと、どこか懐かしい味わいが心を満たしてくれるスイーツ。
一口食べるたびに、昭和の記憶や家族との温かい時間もよみがえり、心がほっとするひとときが楽しめました。
東京駅に立ち寄った際にはコロンバンで、ぜひ「ババロアエリート」を手に取ってみてください。
こちらは購入した直後にアメブロで投稿した記事です☟