普段のスタバとは一味違う、厳選されたコーヒー体験が楽しめるスターバックス リザーブ®︎の「スマトラ ブルー トバ/SUMATRA BLUE TOBA」の備忘録。
スマトラ ブルー トバ/SUMATRA BLUE TOBA
基本情報:
- 生産国:インドネシア
- 生産地/生産者:スマトラ島、北スマトラ州
- 加工法:半水洗式
- 酸味:MEDIUM(ほどよい)
- コク:FULL(しっかり)
- 相性の良い風味:バナナ、ナツメグ
- 2024年9月発売
コーヒーの特徴
なめらかで洗練された口あたりの中に、クローブのようなスパイシーさやほのかなグリーンマンゴーを思わせる風味、針葉樹のような爽やかな余韻が特徴のコーヒー。
詳細情報
このコーヒーはスマトラ島のトバ湖の周辺で栽培されました。この地域のコーヒーの生豆の多くは独特の深いエメラルドのような青みのある色合いを持っています。それらはブルートバという愛称で親しまれ、愛されています。
このコーヒーは、トバ湖の南西岸に広がるフンムバンハスンドゥタン県の高原にある町、ドロクサングルの500軒に満たない数の小規模生産者たちによって栽培されました。その独特でエキソチックな味わいは、まるでトバ湖の果てしなく続くような青い湖面と湖畔に広がる素晴らしい風景のように私たちに深い感激を与えます。
スマトラ島のコーヒーはスパイシーで重厚感のあるハーバルな味わいが特徴です。このコーヒーはそれに加え、ほどよく明るい酸味をもち合わせることで私たちに更なる感動を与え、スマトラ島という生産地の魅力をより深いものにしてくれます。
コーヒーの味わいについて
個人的好きレベル:★★★★★
筆者の好みの傾向(参考):
アフリカ系のフルーティなウォッシュド(水洗式)、発酵感の強すぎるナチュラル(乾燥式)は苦手。ただ、フードペアリングによる味の変化に感動した経験もあるので、できるだけ色々挑戦しています。
ペアリング・感想
コーヒープレスのホットで楽しみました。
スターバックスの一般店舗で販売されている「スマトラ」の上位互換といった印象で、重すぎず、それでいて大地を思わせる力強さがしっかりと感じられる一杯。とても美味しいコーヒー!
Princiのケーキの中で一番好きな「トルタ ディ バナナ」とペアリングしたところ、バナナ特有のフルーティーな甘みが際立ち、キャラメルのコクやタルト生地のバターの香りをより引き立ててくれる、まさにベストペアリング。
リザーブのシングルオリジンはラテンアメリカやアフリカの豆が多い中、スマトラの登場は珍しいですね。
スターバックスとインドネシア(スマトラ)との長く深い関係を考えると、今後、もっとスマトラやマンデリンなどの豆がリザーブに登場してほしいなと思います。
STARBUCKS RESERVE®︎関連リンク
スターバックス リザーブ®︎のコーヒー豆には「焙煎度」の表示がありません。リザーブのコーヒーは、豆が持つ本来の個性や実力を最大限に引き出すことを目的として焙煎されており、焙煎度合いよりもコーヒーの産地や加工法(精選方法)、独自の風味に注目して選んで欲しい、というスターバックスの考えが表れていると感じます。