普段のスタバとは一味違う、厳選されたコーヒー体験が楽しめるスターバックス リザーブ®︎の「サンドライド ケニア エンデベス エステート/SUN-DRIED KENYA ENDEBESS ESTATE」の備忘録。
サンドライド ケニア エンデベス エステート
基本情報:
- 生産国:ケニア
- 生産地/生産者:エンデベス エステート
- 加工法:乾燥式
- 酸味:HIGH(強 )
- コク:MEDIUM(ほどよい)
- 相性の良い風味:ブルーベリー、マンゴー、ココナッツ
- 2024年2月発売
コーヒーの特徴
ザクロやメイヤーレモンのような甘みのある風味、みずみずしくなめらかな口あたりのコーヒー。
「スターバックス リザーブ®︎ ロースタリー東京」限定での販売です。
詳細情報
乾燥式(サンドライド)という加工法は、私たちの愛する生産地のコーヒーに新しい味わいの1ページを記してくれます。伝統的なケニアの水洗式のコーヒーは、シトラスやカラントを思わせる、はじけるような酸味が特徴ですが、今回お届けするこの乾燥式のコーヒーは、ザクロやメイヤーレモンのような甘みのある風味、みずみずしくなめらかな口あたりが特徴です。このコーヒーは、ケニアとウガンダの国境にまたがる大な火山、エルゴン山のすそ野からほど近い、エンデベスエステートから届きました。エンデベスエステートがコーヒーの栽培を始めたのは1940年代の事でした。そして、今日では伝統的な水洗式加工法だけではなく、乾燥式(サンドライド)の加工にも取り組みを広げつつあります。ケニア産の乾燥式のコーヒーを見つけることは簡単ではありません。私たちは、この宝石のように希少なコーヒーを皆様にお届けできることを心からしく思います。
コーヒーの味わいについて
個人的好きレベル:★★★★☆
筆者の好みの傾向(参考):
アフリカ系のフルーティなウォッシュド(水洗式)、発酵感の強すぎるナチュラル(乾燥式)は苦手。ただ、フードペアリングによる味の変化に感動した経験もあるので、できるだけ色々挑戦しています。
ペアリング・感想
プアオーバーでホットとアイスの両方を楽しみました。
このコーヒーはロースタリー東京限定で販売されている特別な一杯です。スターバックスの「ケニア」といえば水洗式。実は、わたしが最も苦手としているコアコーヒーでもあります。
ところが、このナチュラルプロセスのケニアは、驚くほど嫌味のないフルーティーさが際立っています。リザーブラインのサンドライドシリーズでは、ブラジルのような自然な発酵感が好きなのですが、このコーヒーはむしろラテンアメリカのナチュラル寄りの仕上がりに感じられました。そのため、ケニアへの苦手意識を完全に覆してくれた、とても印象的なコーヒーです。
STARBUCKS RESERVE®︎関連リンク
スターバックス リザーブ®︎のコーヒー豆には「焙煎度」の表示がありません。リザーブのコーヒーは、豆が持つ本来の個性や実力を最大限に引き出すことを目的として焙煎されており、焙煎度合いよりもコーヒーの産地や加工法(精選方法)、独自の風味に注目して選んで欲しい、というスターバックスの考えが表れていると感じます。